カントン包茎は勝手に治る?放置してるとどうなる?

カントン包茎は自然に治るのか

包皮の口が狭く、勃起すると首の部分が強く締め付けられるようになってしまい、包皮や亀頭が壊死してしまう危険性があるのがカントン包茎です。カントン包茎で悩んでいても、いつか治るのではないかと思って放置してしまったり、治療を市に病院に行くことが恥ずかしくてそのままにしてしまっている人は多いのですが、自然に治ることはほとんどありません。

幼少期に仮性包茎であることは普通なので、そのままにしてしまい、思春期に入ると家族にも相談することができずに悩みが深まってきます。さらに青年期に入ってカントン包茎の症状が強く出るようになったり、女性とのかかわりに支障が出てくる時期になっても治らない人が多く、自然に治る人はほとんどいません。

自分で直そうとして無理にむいたり、包皮の口を引っ張ったりする人もいるのですが、症状は改善せずに皮膚が傷んで化膿したり、陰茎や亀頭が腫れたりすることがあるので自分で治そうとすることはおすすめできません。

カントン包茎で生じる弊害

カントン包茎を放置していると、いつか勃起をした時に首の部分が締め付けられてうっ血してしまうことや不衛生になって皮膚炎を起こすこと、においやかゆみで悩むことになるので早目の治療をおすすめします。実際にカントン包茎を放置して、勃起時に痛みがあり、そのまま包皮がむくんだり、腫れたりしてうっ血が進み、組織が壊死してしまうと強烈な痛みがあり救急搬送される人もいます。

カントン包茎が自然に治る確率よりも、弊害が出てしまう確率の方が高いのでクリニックに相談することが必要なのです。カントン包茎の人は、包皮の口が極端に狭くなっているという特徴があります。このため亀頭や陰茎の部分が蒸れやすく、少しの刺激で炎症を起こしたり、場合によっては細菌が繁殖して尿路感染症や腎炎、膀胱炎などになり、高熱や痛みで苦しむこともあります。

カントン包茎は、見た目が悪いだけではなく、様々な疾病が弊害として起きる可能性のある怖い症状なのです。

まとめ

カントン包茎は、放置していても治ることはほとんどなく、陰茎の成長につれて症状が強く出てくるようになることが特徴です。また陰茎や亀頭の発達を抑え込んでしまうため、先細りなど見た目のコンプレックスが起きる場合があります。

亀頭の下にある首の部分が締まって、組織が壊死したり、細菌が繁殖して膀胱炎や腎炎、尿路感染症などの病気になってしまうこともあるので、カントン包茎で悩んでいるなら早めにクリニックに相談することをおすすめします。