カントン包茎を手術なしで治す方法はある?

手術なしでカントン包茎を治す方法

仮性包茎の一種と言われているカントン包茎ですが、一般的な仮性包茎と違うのが包皮の口の部分が極端に狭くなっていることです。包皮の口の部分が大変狭いので、勃起した時に皮がかぶっていればよいのですが、皮が亀頭の下にある首の部分にフィットしてしまうと、首の部分が強烈に締め付けられてしまいます。

締め付けが強くて血流が悪くなると、亀頭がうっ血して組織が壊死することがあります。また包皮が腫れたり、むくんだりすると長時間うっ血が続くことになるため、更に状況は深刻になります。カントン包茎を自分で治そうとして、包皮の口の部分をひっぱってのばしたりする人もいるようなのですが、皮膚が炎症を起こして化膿したり、傷ができて逆にかたくなってしまったりすることがあります。

逆効果になることはあっても、手術なしで治ることはほとんどないので、リスクをおかしてまで自分で治そうとせずに、クリニックで治療をすることをおすすめします。

カントン包茎はクリニックで治療しよう

カントン包茎は一般的な仮性包茎よりも重篤な症状を引き起こす可能性が高く、自分の包皮によって首の部分が強く締め付けられてしまうと、強烈な痛みがあったり、組織が壊死してしまったりすることがあるので特に治療をすることが必要な包茎とされています。手術なしで自分で治すことはできませんし、自然に治ることもほとんどありません。

通常は皮がかぶっているので、内側が不潔になりやすくにおいやかゆみの原因になったり、細菌が繁殖して尿路感染症や腎炎、膀胱炎になるリスクもあります。垢や排泄物が内側にたまったまま長期間放置すると、石灰化して癒着を引き起こすこともあり、急いで手術をすることになりかねません。

カントン包茎で緊急搬送されることもあるため、早めに治療することをおすすめします。カントン包茎の場合は、重篤な病気になる可能性があるので、保険適用になる場合がありますので、男性専用のクリニックに相談をしてみると良いでしょう。

まとめ

カントン包茎は、手術なしで自分で治したりすることはできず、自然に治ることもほとんどありません。男性専用のクリニックなら、カントン包茎の治療について詳しく説明をしてくれたり、費用の相談にも乗ってもらうことができるので早めに相談しましょう。

首の部分が締め付けられて痛みや組織の壊死のリスクがあるだけでなく、細菌が繁殖して重篤な病気になってしまう可能性もあります。カントン包茎は、治療が必要な病気として認められることもあるので、クリニックで医師に直接判断してもらうことをおすすめします。